太平洋の突風

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対米戦勝利の方程式の解の水上戦闘機
太平洋の突風

小説情報

タイトル:
太平洋の突風
作者:鶴岡
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分類:
世界大戦物小説

お勧め内容

『概要』

第二次世界大戦での対米戦で、物量で負けただの結局は原爆で敗戦だの
と後付けの想像力の無い意見にはうんざりします。

物量と言っても主戦場だった南洋の物量は食料だけで無くて弾薬もオースト
ラリアが主に供給していたと言う意見も聞きます。

戦闘機や軍艦に原爆はアメリカですが数年も戦った後での事です。しかし
日本にのみ都合の良いタイムスリップや技術の飛躍等の設定では、インチキ
で公正ではないとの思いを感じます。

そこで水上機の登場です。つまり洋上で補給すれば米本土爆撃をして物量の
元の工場を破壊できます。

更に土木工事の機械化に劣り人力に頼った飛行場の建設や維持の必要も
なくなる優れものなのです。

そんな水上機が登場した場合の戦争を描いて行きます。但し、このアイデアを
中心に描かれますので戦記物としては的をしぼった淡々とした印象も感じます。

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『スト―リ流れ』

水上機の開発が行われ高性能が証明されて、イギリスとの戦闘での鹵獲
エンジンと高オクタン価ガソリン
を手に入れての性能試験に選ばれます。

鹵獲品の搭載によってエンジン馬力の飛躍的向上がなされて、高速と
空戦能力が劇的に向上します。

更に戦線で活躍する水上機ですが、戦場での運用から洋上補給の可能性
が広がります。

潜水艦に補給物資を乗せての米本土爆撃計画が実現します。それは洋上
補給による反復攻撃をも可能として甚大な被害をもたらします。

更に水上機の爆撃型の「突風」の開発が行われて、第二次の米本土爆撃が
計画されますが攻撃を警戒したアメリカは飛行機の大量配備と哨戒を実施
してきます。

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『面白さポイント』

多少は都合の良い面も有りますが、未来からタイムスリップしたりや新技術
が突然に開発されて等のインチキくさい展開よりは爽快感を感じます。

更にそんなに都合良く補給物資を潜水艦に詰めるのかと言うのは感じますが、
洋上補給によって米本を爆撃して反復攻撃まで行われるのには感動します。

物量だ原爆だ絶対勝てないとかの思考停止の感想や意見を見てイラついて
いたので、対米戦勝利の一つのアイデアとして魅力を感じます。


※「」内は本文からの引用です。
画像;Military by Andreas Solberg, on Flickr

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